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マイクル・コナリー原作本の『The Lincoln Lawyer』(リンカーン弁護士)の映画化!日本に来るかな?

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『The Lincoln Lawyer』

2011年3月18日~アメリカで公開
日本公開はまだ未定

公開1週目はランキング4位

The Lincoln Lawyer (2011) - IMDb

The Lincoln Lawyer - Official page
THE LINCOLN LAWYER in theaters 3/18 Starring Matthew McConaughey, Marisa Tomei, Ryan Phillippe, William H. Macy, John Leguizamo and Michael Pena. Based on the best selling novel by Michael Connelly.


毎週チェックしてるwowowのアメリカボックスオフィスのランキング番組、『Hollywood Express』 で気になった作品を見つけた、それがコレ↑↑タイトルは『The Lincoln Lawyer』マイクル・コナリー原作本の『The Lincoln Lawyer』(リンカーン弁護士)の映画化!日本に来るかな?_a0107674_11105783.jpg

リンカーンの中が事務所という弁護士、ミッキー・ハラーの法廷サスペンス

どーやらMichael Connelly(マイクル・コナリー)同名原作本の映画化という事で
さっそく日本語翻訳本『リンカーン弁護士』を図書館で読破!

Amazon.co.jp: The Lincoln Lawyer: Michael Connelly: 洋書

マイクルは刑事シリーズのヒット本を執筆してる有名な人で、「リンカーン弁護士」は文春の“このミステリーがすごい2010”ので海外本部門で10位にランクインしてる

Amazon.co.jp: リンカーン弁護士(上): マイクル・コナリー (著)マイクル・コナリー原作本の『The Lincoln Lawyer』(リンカーン弁護士)の映画化!日本に来るかな?_a0107674_11112244.jpg
二度の離婚歴があるハラーは刑事事件の犯人側に立ち金を稼ぐちょい悪弁護士。
婦女暴行で捕まった金持ちの弁護を引き受けた彼に、恐るべき悪夢が待ち受けていた。
高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。
収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。
久々の儲け話に意気込むハラーだが…
警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス
Amazon.co.jp: リンカーン弁護士(下): マイクル・コナリー (著)
恐るべき魔手が、弁護士と家族に襲いかかる
ビバリーヒルズの資産家からの依頼に、大金を儲けられると喜んだ弁護士のハラー。
しかしその事件と、かつて自分が手がけた裁判との、衝撃的な関係が明らかに……
多額の報酬が約束された事件を調べるハラーは、かつて弁護を手がけたある裁伴へと辿りつく。
もしかしたら自分は無実の人間を重罰に追いやってしまったのではないか。
思い悩む彼の周囲に、さらに恐るべき魔手が迫る。
絶体絶命の状況下で法廷に挑む彼に勝算はあるか?


刑事弁護士のミッキー・ハーラー(Mickey Haller)にはMatthew McConaughey(マシュー・マコノヒー)
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ミックの元妻で検察官のマギーには映画『レスラー』でナイスなストリッパーを演じたMarisa Tomei(マリサ・トメイ)
そしてミックの弁護を依頼するルイス役に、初の極悪人役に挑戦のRyan Phillippe(ライアン・フィリップ)
ミックとペアでルイスの悪に気付き、追い詰めるべく証拠集めに奔走するレヴン調査員役にはWilliam H. Macy(ウィルアム・H・メイシー)
ミックと法廷でやり合う検事にはJosh Lucas(ジョッシュ・ルーカス)
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ルイスの保釈保証人のヴァネンズエラにはJohn Leguizamo(ジョン・レグイザモ)
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とまぁ豪華なキャスト陣です。本が発行された年(2005年)にすぐさま映画化が決定した作品だったようで、なんとまぁ、5年越しの映像化です。

※※ !!WARNING!! ネタバレ注意 ※※
感想は・・・・・・・激しくネタバレになるので折りたたみます!
知りたい人だけ“More・・・・・・・・・・・”をクリック!!

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本は400ページ×上・下巻で計800ページ!
でも後半のスリリングな展開とテンポのいい法廷シーンに一気に読めます!
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前半のミックがルイス事件を担当するまでのくだりが長くてちょっとダレますが、ラストとかほんとドキドキしながらページめくってましたー
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ルイスが最後の最後にちゃんとつかまってくれて一安心。 でも調査員、、、、かわいそう(泣)
ルイスは自分で言ってました『俺は雌犬の息子だから』(I'm son of a bitch.)
コレがまさかラストにつながるとは、、、ダメ息子をどーしよーも無く溺愛し、最後まで息子を弁護してかばい続けたママ。
その報いがラストにミックの銃弾によってリベンジされた時は気持ちよかった!
銃を打つ前の『地獄に落ちろ』(Go to the Hell!!)がまたいいですー!
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この800ページをどう2時間の映像に凝縮させるか楽しみですー

あ、あと気になるフレーズがあったので調べてみた。
“Catch-22”----catch-twenty-two
ミックがルイスを弁護してるうちに過去の事件で有罪になったジーザスが実は無罪でルイスの仕業だと疑い始め、やがてそれが確信に変わっていく時に出たミックの言葉。

マイクル・コナリー原作本の『The Lincoln Lawyer』(リンカーン弁護士)の映画化!日本に来るかな?_a0107674_11242915.jpg“Catch-22”とはJoseph Heller(ジョーゼフ・ヘラー)が1961年に発表した戦争小説から来てるらしい。
本は翻訳されて日本語版も出てます

Amazon.co.jp : キャッチ=22 上 (ハヤカワ文庫 NV 134)
Amazon.co.jp : キャッチ=22 下 (ハヤカワ文庫 NV 134)

マイクル・コナリー原作本の『The Lincoln Lawyer』(リンカーン弁護士)の映画化!日本に来るかな?_a0107674_11253282.jpgあと「キャッチ22」の本は原題"CATCH-22"1970年に映画化もされてます

お話は戦争中にアメリカ軍のパイロットの主人公が「精神を病んでるから除隊させて欲しい」と言うが、「精神病の人間が、自分の精神状態を判断できるはずがない」という理由で除隊が却下される。

「キャッチ」は陥穽「22」という数字は軍規22項のことで「精神疾患者は兵役を免除するが、自ら精神疾患者と申し出る者は精神疾患者と認められず、除隊できない」の意味で、物語の主人公はこの軍規22項の理不尽な規則のせいで、辞めたいけど辞められないというジレンマに悩む。
この「ジレンマの状態」や「理不尽な規則によって身動きが取れない状況」⇒“にっちもさっちも行かない、八歩塞がり”を表す言葉として今後使われるようになった。

使い方はこんな感じ↓↓↓
I'm in a catch-22 situation.
(八方塞がり、にっちもさっちもいかない状態)
英語・英会話・スラング・ペンパルの"@TAK英語情報局" 【最新スラング用語】

この“catch-22” 状態になったミック(極悪人のルイスの弁護を引き受けてるが、やつを野放しにしたいくない)がラストにどう乗り切るか、それがこの物語のキーとなるわけです。
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主演のミック役のマコノヒー、ナイスキャスティング!
彼はジョン・グリジャム原作の法廷モノ映画『評決のとき』で熱血弁護士役が板についてたのでなんか違和感がないー。
この映画、一時期はトミー・リー・ジョーンズが監督、準主役(レヴン調査員?)で行くって話しが出てたそうですが。

そして極悪人ルイスにライアン・フィリップー、37歳なのに童顔でいい子ちゃんの役ばかりで今回のワル役にちょっとワクワクしてるそうな(番組内のライアンのインタより)新境地を開いたライアンが見たいなー。
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日本でも公開することを願って!!・・・・・
by naonao10_20 | 2011-04-01 11:10 | MOVIE

平凡な日常だけど小さな幸せいっぱい見つけたい。。筆不精克服ねらいます。


by ムサシは長生き