2012年の試写会第1弾は邦画!稲中卓球部の古谷実原作漫画の映画化『ヒミズ』
2012年 01月 11日
『ヒミズ』
2011年1月14日(土)~公開
上映時間: 129分
映倫区分: PG-12
監督・脚本:園子温
映画『ヒミズ』公式サイト
映画/ヒミズ 映画作品情報 - cinemacafe.net
2012年始第1弾の試写会は以外にも邦画でしたー。
もう国際映画祭で賞を取ってる作品なのでご存知だとは思いますが原作はマンガ。
あの「稲中卓球部」の古谷実さんの作品!ちょっとジャンル違いすぎっっ!!
Amazon.co.jp: ヒミズ 1 (ヤンマガKC): 古谷 実: 本
どこにでもいる15歳の中学3年生の住田祐一(染谷将太)は実家の貸しボート屋に集まる、震災で家を失くした夜野さん、田村さんたちと平凡な日常を送っていた。彼の夢は、成長してごく当たり前のまっとうな大人になること。 一方、同い年のクラスメイトの茶沢景子(二階堂ふみ)は大人びた雰囲気の住田が好きで猛アタックをかける。 彼女の夢は、自分が愛する人と支え合いながら人生を歩んでいくことだった。
疎まれながらも彼との距離を縮めていく茶沢。しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。
借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。
さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、“事件”は起こった……。
父親を殺してしまったことで、“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。
そんな住田を愛する少女・茶沢(二階堂ふみ)は、彼を救おうと奔走する。夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、ただ愛だけを信じ続ける少女。
2人は、巨大な絶望を乗り越え、再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。
感想&ストーリーのネタバレは折りたたみまーす。
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漫画と映画でラストが違うと聞いていたので驚かなかったけど、もう2時間超えの邦画長いーっっっ。
お父さんを殺してからの住田の「オマケ人生」のシーンが長すぎて長すぎて・・・・・・Zzzzzzz(笑)
漫画を読んでないので、良く解らないのですが茶沢さんの家庭環境のバックグラウンドも解らないし謎だらけ~(継母?実母?家で絞首刑台とかダンナと作ってるし、精神的な疾患があるのか???)
茶沢さん役の二階堂ふみちゃんがもう「宮崎あおい」にか途中から見えなかったり・・・(笑)
こーいうときは普通は児童相談所に行って施設に入ったりするんじゃないの?とかいう現実的な思いとか...
去年は震災もあって家を失った被災者が住田家のボートハウス横にテントはって暮らしてる設定とかに変わったらしい。
でも未来を担ってるこの大人でもない子供でもない多感な中学3年生2人にとってこの現実は受け止めるのにあまりに過酷な現状。
だからこそ「“特別”じゃなく“普通”に生きたい」住田君と「愛し合いされ幸せな結婚がしたい」茶沢さんの夢はすごくリアル。
ラストはこの映画を見た同世代の若者達に「これからの日本よろしく!」ともいえる明るい未来への希望と期待もこめた晴れやかな主演2人の青春のランニングシーン